「早生まれの場合、神社の厄払いはいつになりますか?」
このような疑問をお持ちの方に向けて、入見神社の一等無人航空機操縦士の神主がお答えいたします。
厄払いでの早生まれとは?
まず、早生まれについてお話します。
現在、一般的に早生まれと呼ばれているのは1月1日〜4月1日までに生まれた方です。
しかし、厄払いは昔の暦(干支暦)で計算します。
昔の暦では2月4日(立春)が年度の初めとなりますので、早生まれの方は2月4日以降の方になるんです。
ですので、1月1日〜2月3日生まれの方は昔の暦(干支暦)では早生まれではないので、気を付けてください。
・一般的な早生まれ:1月1日〜4月1日に生まれた方
・厄払いでの早生まれ:2月4日〜4月1日に生まれた方
※わかりやすいように表記しています。
上記ではわかりやすいように「厄払いでの早生まれ:2月4日〜4月1日に生まれた方」と表記してますが、厳密に言えば、厄払いでの早生まれは立春を基準にしているだけですので、現在の早生まれのような認識ではありません。
厄払いの年齢についてはこちらでお話してます。
早生まれの人は神社の厄払いをいつするのか?
それでは本題の「早生まれの人は神社の厄払いをいつするのか?」です。
厄払いは昔の暦(干支暦)ですので、2月4日(立春)以降に生まれた方が早生まれになります。(※わかりやすいように表記してます)
ですので例えばですが…、
・1998年2月4日〜1999年2月3日の方が同じ年に厄払い
・1999年2月4日〜2000年2月3日の方が同じ年に厄払い
上記のように2月4日(立春)を基準にして厄払いをします。
もうちょっと具体例を説明すると、1999年1月1日生まれの方は同級生の方たちと一緒に、1999年2月5日生まれの方は1つ下の学年と一緒に厄払いをします。
早生まれの方は2月4日(立春)を基準にして、いつ厄払いをするべきなのか考えてください。
神社の厄払いの期間についてはこちらでお話してます。
早生まれの勘違いに注意
早生まれの人の神社の厄払いについてお話しました。
まずは早生まれの定義には気をつけてください。
現在では一般的に早生まれは1月1日〜4月1日に生まれた方だと定義してますが、神社の厄払いでは違います。
昔の暦(干支暦)で考えますので2月4日(立春)が基準になり、1月1日〜2月3日に生まれた方は早生まれになりません。
早生まれの勘違いに注意しながら、良き日に厄払いをされてくださいね。