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ドローンに免許や資格が必要なケースといらないケース

ドローンに免許や資格が必要なケースといらないケース

「ドローンを飛ばすのに免許は必要?資格は?」

ドローンの免許や資格について混乱している方に向けて、一等無人航空機操縦士の資格を持つ神主がドローンの免許や資格についてわかりやすく解説します。

結論からお伝えすると、ドローンは自動車のような免許はありません

しかし、ドローンには国家資格である「一等無人航空機操縦士」に代表される資格があり、その資格が必要になるケースと資格すらいらないケースがあるんです。

資格はいらないけど…みたいなケースもあります

それではドローンに免許や資格が必要なケースといらないケースをお話していきます。

目次

ドローンの免許

ドローンに免許はないです!(2023年11月時点)

自動車のような免許制度はドローンにはないので誰でも飛ばせます。

しかし…

何気なくドローンを飛ばしていたら、罰せられる可能性はあります。

なぜなら「飛ばすには許可がいる場所」「承認を必要とする飛行方法」などがあるからです。

もし許可がいる場所なのに無許可でドローンを飛ばしたり、承認が必要な飛行方法なのに承認を取っていなかったら罰せられる可能性はあります。

免許は必要ないけど許可・承認が必要ということです

また、一部の飛行方法は国家資格「一等無人航空機操縦士」を取得してないと承認されません。

国家資格は免許ではないんですか?

国家資格「一等無人航空機操縦士」は特定の飛行方法を実施できる資格であり、ドローンの免許ではないのです。

ドローンを買ったら誰でも飛ばせますが、飛ばす場所や飛ばす方法には気をつけましょう。

ドローンを飛ばせる場所の探し方はこちらで紹介しています。

ドローンの資格

つづいてドローンの資格です。

ドローンの資格はたくさんあります。

資格名団体内容費用目安
ドローン操縦士
回転翼3級など
(一社)ドローン操縦士協会回転翼航空機の飛行に必要な知識と操縦の基本技術習得の証明証11,000円~1,500,000円
無人航空機操縦
技能証明証
(一社)日本UAS
産業振興協議会
ドローン操縦の技能証明証
安全運航管理者の証明証
220,000円~
498,000円
UAV操縦士技能証明 (一社)日本
ドローン協会
ドローンの知識と技能を
習得している証明証
88,000円~
198,000円
ドローン検定ドローン検定
協会(株)
ドローンに関する知識の証明証3,200円~
18,800円

上記が代表的なドローンの資格です。

まだまだ民間資格はあります

どのような目的で資格を取得したいのかで決めると良いです。

また、国家資格は「一等無人航空機操縦士」と「二等無人航空機操縦士」のみになります。

国家資格と上記の団体が発行してる資格は別物なので気を付けてください。

ドローンを今から始める人におすすめの国家資格の取り方はこちらで解説しています。

ドローンの資格が必要なケースといらないケース

ドローンの資格が必要なケースといらないケースをお伝えします。

基本的にドローンは資格がなくても国土交通省の許可・承認をとれば飛ばせます。

特殊な飛行の場合には資格が必要です。

資格が必要なケース

2023年11月時点でドローンの資格が必要なケースは1つだけです。

有人地帯(第三者上空)での補助者なし目視外飛行」をする場合に資格が必要になります。

難しい言い方ですが、シンプルに説明するとドローンで荷物を運ぶ場合の飛行方法です。

ドローンで荷物を運ぶなら人の頭の上は通過しないといけないからね

つまりドローンで物流をしたいなら、国家資格「一等無人航空機操縦士」が必要です。

また、農薬散布などをドローンで行う場合に一部のメーカーでは資格制度を設けてたり、5.7GHz帯でドローンを飛ばしたいなら無線免許が必要になったりします。

ドローン以外の資格が必要になるケースはあるので注意しましょう!

不安だったら調べましょう

おもちゃのドローンの免許についてはこちらで解説してます。

資格がいらないケース

つづいてドローンの資格がいらないケースです。

資格が必要になるケース以外、ドローンの資格はなくても飛ばせます。

ですが…

国土交通省への許可・承認が必要になるケースがあります。

・150m以上の高さの上空(許可)
・空港周辺の空域(許可)
・人工集中地区の上空(許可)
・緊急用務空域(許可)
・夜間飛行(承認)
・目視外飛行(承認)
・人または物件から30m未満での飛行(承認)
・催し場所上空での飛行(承認)
・危険物の輸送(承認)
・物件投下(承認)

上記のような飛行場所や飛行方法なら国土交通省への許可・承認が必要なので気をつけましょう。

何もしなくてもドローンを飛ばせる方法はないんですか?

室内で100g未満のドローンを飛ばす場合は、免許や許可・承認など一切の申請が必要ないです。

お試しでドローンを始めるなら100g未満のドローンを家の中で飛ばすのをおすすめします。

100g未満のおもちゃのドローンについてはこちらで解説してます。

資格よりも許可・承認

ドローンに免許や資格が必要なケースといらないケースを解説しました。

ドローンに免許はありません。

しかし「有人地帯(第三者上空)での補助者なし目視外飛行」をするなら国家資格「一等無人航空機操縦士」が必要です。

それ以外であれば免許も資格もいらないので。誰でもドローンを飛ばせます。

ドローンは資格よりも許可・承認が必要です。

・150m以上の高さの上空(許可)
・空港周辺の空域(許可)
・人工集中地区の上空(許可)
・緊急用務空域(許可)
・夜間飛行(承認)
・目視外飛行(承認)
・人または物件から30m未満での飛行(承認)
・催し場所上空での飛行(承認)
・危険物の輸送(承認)
・物件投下(承認)

この中でも特に気をつけたいのが、この4つです。

・空港周辺の空域(許可)
・人工集中地区の上空(許可)
・緊急用務空域(許可)
・人または物件から30m未満での飛行(承認)

近くの公園や家の庭が上記4つに該当してる可能性は高いので、ちゃんと調べましょう!

ドローンを外で飛ばすときの注意点はこちらで解説してます。

ドローンに免許や資格が必要なケースといらないケース

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