「神社の厄払いはいつからいつまでに行けば良いんでしょうか?」
このようなご質問を受けることが多いです。
厄払いには前厄、本厄、後厄の厄でのタイミング、そして厄払いの日程のタイミングがあります。
本記事では入見神社の一等無人航空機操縦士の神主が「厄払いの厄のタイミング」と「厄払いの日程のタイミング」についてわかりやすくお伝えします。
厄年とは転機を迎えやすい年齢です。
厄払いの厄のタイミング
まずは厄払いの厄のタイミングです。
「前厄、本厄、後厄のどのタイミングで厄払いをするのか?」
理想は、すべての厄です。
厄年とは前厄から少しずつ人生の転機が訪れ、本厄が厄の真っ最中であり、後厄まで続きます。
ですので可能であれば前厄、本厄、後厄のすべてのタイミングで厄払いするのがおすすめです。
しかし昔とは違い、現代は忙しいです。
そのため強いて言えば「本厄だけ」あるいは「本厄と前厄」くらいは厄払いするのをおすすめします。
本厄は厄の真っ最中ですし、前厄は転機が訪れるタイミングだからです。
厄払いの厄のタイミングは前厄、本厄、後厄のすべてのタイミングが理想ですが、スケジュールに合わせて調整するのもありです。
男性の厄払いの服装はこちらでお話してます。
女性の厄払いの服装はこちらでお話してます。
厄払いはいつからいつまでに行けば良いのか?
つづいて「厄払いはいつからいつまでに行けば良いのか?」です。
厄払いは数え年で儀式を執り行います。
数え年とは、生まれた時点が0歳ではなく1歳であり、1月1日の元旦で誰もが年を重ねる年齢の数え方です。
・2003年12月15日に生まれる→1歳
・2004年1月1日→2歳
・2026年1月1日→24歳
この年齢の数え方が数え年です。
ですので、1月1日に数え年で厄年を迎える方は1月1日から厄払いできます。
「いつまでに行けば良いのか?」は、厄が終わるまでに行けば問題はないです。
ご家族の都合に合わせて厄払いをしたり、神社に行く予定があるのならそのタイミングで厄払いをしましょう。
しかしながら当然、厄払いをしていない期間に大きな厄に巻き込まれる可能性はあります。
また厄は早く払ったほうが良いという考え方から、節分(2月3日)までに厄払いをするのが一般的です。
厄払いの日程は1月1日〜2月3日(節分)までを目安にして、都合がつかなければなるべく早く行うのをおすすめします。
早生まれの方の厄払いはこちらでお話してます。
厄払いの年齢はこちらでお伝えしてます。
適切なタイミングと日程
神社の厄払いはいつからいつまでに行けば良いのかについてお伝えしました。
最後に厄払いの適切なタイミングと日程をまとめます。
・厄のタイミング:前厄、本厄、後厄のすべての厄のタイミング
・厄払いの日程:1月1日〜2月3日まで
上記が厄払いの適切なタイミングと日程です。
上記が最適ではありますが、現代は忙しいです。
ですので、ご自身やご家族との時間調整をして、なるべく多くのタイミングで、1月1日に近い日付で厄払いするのをおすすめします。
何かあってからでは遅いので。
厄払いする神社の選び方はこちらでお話してます。